各学科共通 マスコミ出版・芸能
【内定レポート#002】「自分次第」で夢は叶う。社会人経験6年からのチャレンジ
高校卒業後、6年間社会人として就労したのち本校ビジュアルアーツに入学、マスコミ出版・芸能学科にてゼロから学び、希望の企業へ内定を決めた西木さんへお話を伺いました!
6年の社会人経験を経て、高校生の時の経験が踏み切るきっかけになった。
-高校生の頃の夢が入学を決めたきっかけとのことでしたが、どんな夢でしたか
高校生の時にはっきりとした「なりたい職業」があったわけではないんですが、体育祭の時に「応援団長」をやったこととがあって。「一つのイベントをやり遂げる、まとめる」みたいなことをやりたいなとふんわり思ってたんです。
–今で言う「イベントプランナー」みたいな感じですかね?
そうですね。イベント企画から運営までに関わりたいなと社会人になってから感じるようになりました。
–6年の社会人経験をしっかり積んでいらっしゃったと聞きましたが、どんなお仕事をされていましたか?
発電所の点検をするお仕事でした。高校を卒業してからずっと働いていたんですけど、大変でしたね。そんな中で自分の同級生たちが専門学校に再入学していたり、資格を取ったりと頑張っているのを見聞きして、自分もやってみたいなと思って入学に踏み切りました。
-周りの方もよく行動する方たちだったんですね。入学にあたって不安なことはありましたか?
年齢の「ギャップ」が少し怖かったです。実際最初の方は自分が年上だったし不安はありました。でもだんだん馴染んできて「自分が若いんじゃないか」と思うくらいですね!(笑)
–よかったです!(笑)年齢が違うと少し不安だなと思われる方が多いんですが、うまく乗り越えたんですね。
周りにも恵まれました。入ってみると意外と歳の近い20代が多くて、講師の先生も若い方がいたので、とても助けになりました。今ではとても楽しく過ごしています。
様々な体験を積んだ実践授業。大変ながら楽しめた2年間
熱心に作業をする西木さん。入学当時は企画書の作成に慣れず、苦労したと話していました。
–在学中はどんなイベントやプロジェクトに関わりましたか?
印象に残っているものとしては1年生の時にやったプロジェクトです。ライブハウスを借りてアーティストさんを呼んで、収益までしっかり見るような内容でした。冬休みもまたいで忙しかったですけど、楽しかったです。
–普通の学校だとなかなかできない経験ですね。そういったイベント企画の授業では具体的にどんなことをやるんですか?
詳しくお話すると、企画書っていう「こういうイベントをやりたいです」という資料を作って会場を持っている企業やアーティストに提案することと、収益はやっぱりプラスにしないといけないので、そこの見積もりを出したり、収益を上げるために集客をやることですね。
–大変なお仕事ですよね。そのイベントは成功…したんでしょうか?
はい。有難いことに「プラマイゼロ」状態でした。赤字にならずに運営できたので、大変だったけど色々経験できた授業でしたね。
–今回希望の職種で内定が決まったと言うことですが、動き出したのはどのくらいでしたか?
2年生の春頃に動き始めました。周りと比べて少しスロースタートだったんですが、内定を頂けて良かったです。
–運も味方してくれたんですね!面接や就職活動はどうでしたか?
高校生の時に面接したのが最後だったので緊張しました。でもなんとかなって良かったです。社会人経験を活かせた場面でもあったと思います。
–内定をいただいた企業ではどんなポジションの予定ですか?
イベント制作会社での営業さんみたいな感じですね。受注したイベントを問題なく運営するために動くようなお仕事です。
–まさにやりたかったことですね。九州ビジュアルアーツに入学して「ここが良かったな」と思うことがあれば教えてください。
うーん…マスコミ出版・芸能学科では特に「持ち運べるスキル」が学べることですね。ビジネスマナーや基本的な企画書の作り方みたいな、どこの会社でも活用できるようなことを改めて学べたのが良かったなと思っています。意外と学ぶ機会がないものだと思います。
–それでは、社会人から入学される方へアドバイスがあればコメントお願いします!
「自分次第」っていうことは伝えたいですね。もちろん学校がしっかりサポートはしてくれるんですが、結局はしっかり「好き」であることが大事だと思います。そこがしっかりしていればなんとかなるので、ぜひ踏み切ってみましょう!
–力強いコメント、ありがとうございました!
<広報部より>
おすすめのサウナを教えてくれたりとにこやかで楽しい方でした。やりたいことを実現してキャリアチェンジに成功した西木さん。今後の活躍を応援しております!