放送・映画学科
【内定レポート#008】飛び込んでみたテレビ業界。自分に合った仕事を見つけた。
言語聴覚士を目指していたものの、自分に合っていないと感じていた学生時代。視点を変えて挑んだ放送映画学科で見事カメラマンとして内定をいただいたFさんにお話を伺いました!
医療関係の仕事を学ぶ中で「何か違う」と悩んでいた。
博多駅で購入した愛用のぬいぐるみ。とても謙虚な姿勢が印象的なFさん。
–元々学校に通っていらっしゃったとのことですが、どんな勉強をしていたんですか?
リハビリ関係のお仕事なんですけど…言語聴覚士という国家資格の勉強をしていました。勉強していて、「なんか違うかも」と思って。自分の将来を考えて長く続けられる仕事がしたくて九州ビジュアルアーツに入学しました。
–たくさん選択肢があったと思うんですが、どうして放送映画学科を選んだんでしょうか?
全く映像編集や撮影はしたことがなくて、まったく分からなかったんですけど最初は「ディレクター」をやりたいと思って。それで入学した後に改めてやってみると「カメラマン」をやりたいと思いました。
–カメラマンはどんなところが魅力ですか?
単純に撮っているときは楽しいです。大変なことは、ケーブルの差し替えであったり「スイッチャー」の端子(ケーブルを刺す箇所)を覚えるのが大変でした。カメラとスイッチャーの間は1本なんですけど、ミキサーとかを入れると本当に多くなってしまって。覚えることは多かったです。こんなことを言うと大変じゃん!となりそうですが、とても楽しいです。
–なるほど。撮るだけじゃない大変さがあるんですね。授業では「番組制作技術」という授業がお気に入りということで、どんな授業なんでしょう?
はい。ビジュアルアーツの設備には「エスペランサホール」っていう本番向けのコンサートホールがあるんですけど、そこで他の学科の人と番組を作る授業です。例えば…小さい「Mステ」をやったりしました(笑) 30~40人くらいのスタッフで、演者もいて。カオスな状況でやるんですけど、すごく経験値が上がりました。
–面白い授業ですね!結構頻繁にやっているんですか?
1ヶ月半に1回くらいでやっています。大勢でやる授業で他の学科とも交流できるので個人的にお気に入りの授業です。
入学するときは少し年上の年齢が不安だった。
作業をするFさん。課題が詰まっているときは残っての作業もあるそう。
–入学する際は悩んだことや不安だったことはありますか?
もう入学は決めていたので比較的悩むことはなかったと思いますが、年齢が気になっていたところはあります。2歳違いか…みたいな。周りと馴染めるかどうか少し不安でした。でも入ってみると自分より年上の方もいますし、周りも先生も優しいのですごく困るようなことはなかったと思います。
–九州ビジュアルアーツに入学した決め手は何でしたか?
そうですね…立地が大きいです。元々前に通っていた学校は福岡にあって、実家は山口なんですけど。もう引っ越さず入学できるところっていうとココでしたね。なので、特に大きく迷うことなく入学しました。
–なるほど。今回内定先では希望のカメラマンの職種に内定をいただきましたが、就職活動はどうでしたか?
大体、1年次の3月に動き始めました。大手企業は早めに動き出さなくては行けなくて。今の企業さんは9月ごろに選考を始めて10月に内定をいただきました。全体では4~5企業応募したと思います。
–早めに動き出したんですね!今回入社される企業はどんなお仕事をする予定ですか?
カメラマンなんですけど、同じ企業で働くんじゃなくって、派遣されるような形の会社です。フジテレビや日テレに行くそうで、とても楽しみです!スポーツ系の番組であったり、ロケであったり、スタジオであったり…幅広い経験ができそうです。
–なるほど、それは楽しみですね!藤井さんが個人的にこの番組に参加してみたい!といったものはありますか?
フジテレビさんのドッキリ番組をやってみたいなと思ってます…楽しそうじゃないですか、隠れたりして撮影するの(笑) バレないように撮るのがスリルがあって良いなと思います!
–確かに楽しそうですね!(笑) それでは学校生活についても聞きたいんですが、どんなところが「入学してよかったな」と思いましたか?
学生のうちに現場研修にたくさん参加できるのはありがたかったです!4つの現場に参加しました。ケーブルを持って動き回るアシスタントの立場だったんですけど、現場のケーブルって…意外と重いんです!(笑) 腕にたくさん巻いて…それが大変でしたね。良い経験だったなと思います。
–それでは、既卒や社会人から入学される方へのアドバイスをお願いします!
九州ビジュアルアーツは年齢関係なく学べる場所だと思います。既卒生や社会人だった方、フリーターだった方などいろんな人がいて、引け目を感じることも無かったです。自分なりに2年間しっかり学んでいけば就職もできるので、ぜひチャレンジしてください!がんばれ!
–ありがとうございました!
<広報部より>
自分のやりたいことを九州ビジュアルアーツで見つけた藤井さん。日プの1pickのお話や好きな干し芋の話など楽しくお話ししてくださいました。新しい環境で大変なこともあると思いますが、ぜひ頑張って成長して欲しいです!ご協力ありがとうございました!