心機一転のチャレンジで映像業界に踏み入れ、見事内定を決めた元々プログラマーの菊池さんにお話を伺いました！

新しいチャレンジは不安だらけだった

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プログラマーだった経験からパソコンは難なく触れたことがとても助けになったとのこと。

–入学前は企業に勤めていたそうですが、どんなきっかけで入学を決めたんですか？

7年ほどプログラマーの仕事で保守がメインでした。昔から物を作ることが好きで、そういう仕事に就きたいなという曖昧な憧れがあったんですが、貯金も貯まってきて今なら目指せそうだなと思って入学を決めました。

–九州ビジュアルアーツは色々な「作る」学科があるんですが、どうして放送映画を選んだんですか？

入学前に自分でも「どんなことなら自分に合うかな？」と考えながら職業を調べたり無料ソフトを実際に触ってみたりしたなかで、映像編集が1番自分にしっくりきたと感じたのと、体験入学で担当の先生と話した際にすごく話しやすかったというのも大きかったです。

–最近はフリーランスでも活躍している方がいますが、「映像業界に行くぞ！」と決めた後、学校に行くか独学で進むか悩みましたか？

そうですね。それも少し考えたんですが、やっぱり”しっかり”学びたいと思ったんです。もちろん中途入社は経験がないと難しいですし、フリーランスでやるとしても「学んだ経験」って大きいと思っていて。業務としてちゃんとできる人になりたかったです。

–なるほど。ご出身は熊本ということで色々学校を探されたと思うのですが、福岡の本校に決めた理由も聞きたいです。

理由は2つくらいあって。学校探しをしているときは関東圏も探していたんですが、やっぱり引越しが大変だろうなという事と、家賃がネックで。(笑) 立地面では福岡は家賃も手頃ですし、初めての一人暮らしだったのでそこの安心もあっていいなと思いました。学校に関しては、先ほども少し話に上がったんですが体験入学に行った際に担当の先生とお話しする機会がありまして。その時に「耳障りのいいこと」ばかりじゃないことをお話しいただいたんです。「簡単に就職できると思っちゃいけないぞ。」「先を見据えてるの？」みたいな。それがすごく自分にとっては強い信頼感があって入学を決めました。

–先生の人柄もあったんですね。入学の時は不安なことはありましたか？

かなりありました。年齢も一人暮らしもそうですし、お金も大丈夫かなと思ったり。今もジェネレーションギャップを感じたりして少し苦労するんです(笑)ただ、先生方も良い方なので相談に乗ってくれますし、案外馴染めるので大丈夫です。一人暮らしは最近料理にハマっているくらいには慣れてきました。

–馴染むまで時間がかかりましたか？

そうですね。長くかかった方だなと思います。相手が気を遣うことが多くて申し訳ないと思うことが多かったです。そこで積極的にこちらから下手に出たり、上手く場を取り持ったりして少しずつ関係を作ってきました。

–苦労したんですね…。授業では「映像編集」と「広告デザイン」が好きとお伺いしたんですが、どんな授業か聞いてもいいですか？

映像編集の授業は聞いてそのまま、編集をする授業です。その担当の先生が結構しっかり指導をしてくれる方なので、自分のできていないところを直せるいい機会だと思います。広告デザインは映像とは少し離れて、チラシのデザインとか紙媒体の物を学んでいます。映像編集だけでは学べない部分ですし実際の編集にも生かせることが多く、デザインを作る考え方を学べてとてもためになりました。

–映像ばかりではなくてデザインも学んでいるんですね！普段デザインしないから大変ではないですか？

そうですね。大変ですが学ぶところが多いです。ただの作業者じゃなくて色々任せてもらえる編集者として活躍するために、しっかり学ばせていただいてます(笑)

社会人経験が活きた就職活動だった

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普段はWeb広告の自主制作もすることがあるそう。入社に向けてコツコツ作業している。

-今回希望の職種で内定をいただいたということですが、いつ頃から動き始めましたか？

1年次の後半あたりから始めて2年の夏ごろまで、全部で4社インターンに行っていました。自分が面接だけでしっかりアピールできる自信がなかったので、まずはそこから動きました。

–短い期間でたくさん参加したんですね！インターンは大変でしたか？

4社とも学ぶことも多くて大変だったんですが、うち1社は山口県に行きまして、環境が違ったのでより一層大変に感じました。学校も並行して課題をこなしていたので重なった時は本当にキツかったです。結果的に残念ながら4社ともご縁はなかったんですが、とてもいい経験になったと思っています。

–内定をいただいた企業では苦手とおっしゃった面接もあったかと思うのですが、克服できましたか？

もちろん苦手ではあるんですが、自分が社会人経験を積んできたからこそ苦手ながらにこなせたなと思っています。就職活動も昔の自分に比べて積極的に動けた感触があるので、そこは経験がアドバンテージだったと感じました。

–なるほど。入社される企業ではどんなお仕事をされるんですか？

Web系の動画が多いようで、まさに今学んでいるところの分野です。編集志望なので希望通りで安心しました。

–本当に良かったです。最後に、社会人から入学した一人として入学を迷っている方にアドバイスをお願いします！

そうですね、まずお金は安心できるように貯金したり奨学金を利用したりした方が良いので、不安な場合は体験入学などで相談した方が良いです。ただ福岡は家賃も低いですし、住みやすいので暮らしは比較的楽だと思います。一番大事なのは「ちゃんと業界で就職するぞ！という気持ち」だと思います。今はオンラインスクールとか短期通信制とか色々あるんですけど、ガッツリ学ぶなら学校に入ることが一番だと思います。副業とかじゃなくて、本業にしたい方にお勧めしたいです。頑張ってください！

–ありがとうございました！

<広報部より>
物腰柔らかな言葉選びがとても印象的な方でした。7年の社会人経験を経ての再入学でとても苦労されたと思いますが、希望の職種に辿り着いて本当に良かったです。今後も伸びていくのが楽しみです。応援しています！

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