CG映像学科
【内定レポート#004】憧れを忘れられず決断。挑戦した先でなりたい仕事に就きました。
今回はあこがれを実現するためにCG映像学科に入学し見事希望の職種に内定をいただいた石津さんにお話を伺いました!
別の職業を目指していたが、憧れが忘れられなかった。
「このモニターも、自宅だとなかなか揃えられないですよね。作業しやすいし助かっています。」と設備について話される石津さん。
–CG映像に進もうと思ったきっかけは?
高校生の頃は「映像の仕事がある」ということは認知していたものの、元々看護師を目指していたこともあって一旦は看護の勉強をしていました。でも、勉強をしている中で「やっぱり映像がやりたい」という思いが強くなって進学を決めました。
–特に影響されたクリエイターさんがいますか?
私はYouTubeを見るのがすごく好きで、一日中見てしまうくらい中毒なんですけど(笑)その中で「水溜りボンド」のカンタさんから特に影響を受けたと思います。映像編集がとても凝っているんです。あと、単純に映像ソフトの編集画面ってかっこいいじゃないですか。その「わからないけどかっこいい」がきっかけになったと思います。
–憧れが大きかったんですね。そのきっかけから見事「編集」のお仕事に内定が決まりましたが、いかがですか?
広告やCMを作っている会社なんですけど、今やっている制作とは全く違って「通販番組」などの制作なので楽しみな反面自分にもできるかなとドキドキしています。今は入社に備えて賃貸を探しているところです!
–なるほど、入社が楽しみですね!内定をいただくにあたってはどのくらいから動き始めましたか?
1年生の12月に参加した「業界EXPO(※)」がきっかけですね。企業の方のお話を聞いて「よし、頑張るぞ」と準備を始めました。実際にインターンに行き始めたのが3月(1年次の年度末ごろ)で、1週間ぐらい現場で働きながら色々教えていただきました。
※「業界EXPO」…全国姉妹校が合同で行う独自の企業説明会。
–いいスタートダッシュが切れたんですね。インターンは大変でしたか?
そうですね…やっぱり大変でした。東京に行ったんですけど住む環境も違いますし、もちろん緊張していて。邪魔にならないだろうか、話しかけていいだろうかと気を遣うことも多かったです。
–苦労したんですね。インターンは就職活動に生かされましたか?
私の場合、そのインターンからラフな面談で選考が行われるスタイルだったので面接はなくそのまま内定をいただいたんですが、単純にインターン自体が良い経験になったと思っています。周りの方も良い方が多くて、入社を決めました。
体験入学に参加、相談しながら入学を決めた
最近は卒業前で授業が落ち着いてきて、普段は授業外でも映像を作ることがあるそう。
–よかったです。ちなみに、入学するときは不安がありましたか?
私が入学するときは「周りより1歳年上だけど、大丈夫かな」と思っていました。専門学校に対して”社会人はいない”イメージがあったので、体験入学に行った時に先生に相談したこともあります(笑)
–なるほど。体験入学で相談もしたんですね!実際入ってみてどうでしたか?
実際は思ったよりも年上の人もいるし、同い年もいて安心しました。特に困ることなく学校生活を楽しめました。
–よかったです。他にも入学の時には不安なことがありましたか?
これは私個人の話ではあるんですが、入学前は全く違う「看護」を勉強していたので最初は「これで良いのかな」「親に申し訳ないな」という思いがありました。でも今の私から見れば、決断してよかったなと思っています。
–授業では「グループワーク」が印象に残っているということですが、どんな授業でしたか?
3~4人程度で企画から撮影、編集までやって上映会をするんですけど、本当に大変で!(笑)試写する前ギリギリまで制作していました。役割分担もしなくちゃいけないんですが、私は編集者(エディター)志望だけど撮影しないといけないとか、もどかしいことも多くて。チームでの作業って難しいなと改めて感じました。すごく大変でいい経験だったので印象に残っています。
–それは大変でしたね…!試写はうまく行きましたか?
何とか漕ぎ着けた感じでしたが、無事試写できました!色々な要因が絡み合って「難しい!」って悩みながら制作できたいい機会でした。
–なるほど。学校生活の中ではこの学校でよかったなと思うことはありますか?
そうですね…やっぱり設備が充実しているところが一つです。自分で揃えるとしたら、とんでもない費用がかかると思うんです。私、入学前に計算してみたんですけど、とても自分で揃えられなくって。そんな環境で作業できるのは本当にありがたいと思います。あとは相談できる先生がいることも大事です。制作が行き詰まった時にアドバイスがもらえますし、就職に向けてもしっかりサポートしてくださって。とても助かりました。
–ありがとうございます。それでは最後に、社会人から入学をされる方に今の自分からメッセージを送るならどんなことを伝えますか?
思っているより同級生には社会人だった方が多いので年齢を気にしなくてもいいですし、振り返ってみれば「自分でやりたい道に自分で選んで進む」ことが大事だなと実感することが多いです。なので、まず一歩、踏み出してみることをおすすめします!
–ありがとうございました!
<広報部より>
自分で選んで進んだ先で憧れの仕事に漕ぎ着けた石津さん。短い期間で体感した様々な苦労や悩みも明るく話される姿が素敵で頼もしい方でした。これからも一つ一つ積み重ねながら頑張ってほしいです。応援しています!