各学科共通
【来校レポート】サカナクション山口一郎さん[2023.6.23]
「SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE」購入者特典の『Visual & Talk Session』が
専門学校九州ビジュアルアーツ学内のエスペランサホールにて、6月23日(金)に開催されました。
「SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE」の未公開のドキュメンタリー映像や、チームサカナクションの映像制作の裏側を上映しつつ、メンバーの山口一郎さんご本人から裏話が聞ける大変貴重な機会となりました。
テクノロジーの進化を使いながらどういう音楽表現ができるのか
コロナ禍の中、どういうものを発信していくかを考えてきたと言う山口さん。
リリースの仕方や配信の内容で『新しい感動を発明する』ことが、音楽業界に必要だという答えに辿り着いたのちに、アダプトというプロジェクトが生まれたと振り返っていました。
今作った音楽が5年後、10年後にも評価される。それを生み出していくことが、今ミュージシャンとして大切だと思ったという心の内も、赤裸々にお話ししていただきました。
「僕が今悩んでいるもの」であったり、体調の変化などの葛藤も含め、プロとしての姿勢をリアルとして発信していきたいという想いは、来場したファンや今後エンタメ業界に携わっていく学生の心に響いたのではないでしょうか。
また、質疑応答の一つひとつの質問に対して丁寧に答えている姿もかなり印象的で、このトークセッションを大切なファンとの交流の場として想っていることも伝わりました。
学生たちの"プロと仕事をする経験"
当日スタッフとして参加した本校の学生たちは、イベント運営や来場者の整列、質疑応答時の対応などプロの方々と一緒にお仕事をさせていただきました。
学生たちはかなり緊張感のある環境の中で、ゲストにもファンの方々にも最高な空間を提供する。
その過程で、学生一人ひとりが多くのものを得た経験でした。
参加者だけでなく、イベントスタッフとして参加していた学生の心にも響く、エンターテインメントへの向き合い方を示してくれた貴重な時間となりました。